本土ノコギリクワガタ飼育記

ノコギリクワガタ蛹化

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いちばんデカいと思われる前蛹が蛹化しました。
ノコ10g蛹化
(親67mm〈上〉と、幼虫時最大10g、1年1化の蛹〈下〉)

アゴの長さは親とほぼ同じみたいです。しかし、胴体は親よりひとまわり大きく、これなら70mmにとどいてくれるかな、と期待されます。



アゴが意外と伸びなかったですね。蛹化速度がゆっくりしており、パネルヒーターで加温した前回の個体が数十分で皮を「パン」と膨らませたのに対して、のんびり1~2時間かかって蛹化しました。室温は23℃ほどで、パネルヒーターはカップに直に敷くと、もっと熱くなります。それのせいでしょうかね。分かりません。

でも皮は伸びきって透明感がありました。だから、元々の細胞がそうなるような組成だったと思われます。

1年1化で70mmに迫ろうなんて、なかなかの好成績だと思います。たった10gしかなかったのだから。

全体の反省点としては、今回のノコギリクワガタは、産卵~3令初期まで、22℃にコントロールした温室で、卵が孵化するのが遅れた、ということです。

7月20日ごろから産卵セットを組んで、今回の10g1年1化で70mmに迫ろうかという個体は、8月に産卵されました。幸い、この個体は9月20日に1か月程度で孵化してくれましたが、もう1か月早い孵化の♂が多ければ、2年1化が多かったと思います。秋など遅い時期に孵化すると、1年1化、または1年半1化の秋ごろの羽化となって、大型個体から小型個体になります。超大型を作るには早く孵化させないといけません(そんなようなことがBE-KUWA55号『ギネスブリーダー養成講座』に書いてありました)。

9月に孵化してくれた個体以外は、おおむね晩秋から冬真っ盛りの時孵化し、孵化率も悪く30%くらい、いまだ生きていそうな卵も少数見られます。これは明らかに産卵時の温度管理の失敗だと思います。

産卵するまでは、メスの胎内で大きな卵を成長させるために22℃くらいの管理でもいいけど、卵をスピード孵化させなければならず、おそらく25℃~28℃の室内常温で構わないと思います。だって、私の経験上、室内常温でそんなに孵化率が悪くて孵化が遅かったことなんてありませんでしたから。

孵化してから、ふたたび温度管理で低温に持っていけば、長い成虫原基の揺籃期を確保できるのではないか、と思います。
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